京繍〜きょうぬい〜伝統工芸士

京繍とは

1976年に経済産業省から認定を受け、京都刺繍協同組合員が使用できる商標登録です。

以下の道具は京繍の為に昔から現在も使用されている道具類です。

①刺繍台(ししゅうだい)
生地を張る為の台です。
繍台、台とも呼ばれます。

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②樋 棒(ひいぼう)

生地を巻きつけ張る棒です。
割棒とも呼ばれます。

 

③貫(ぬ き)
刺繍台を支える棒です。
段貫、かまぼことも呼ばれます。

 

④栓 竹(せんだけ)
樋棒の巻きを止める竹です。
竹栓とも呼ばれます。

 

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⑤詰 木(つめぎ)
生地の張り具合の調節する為の木です。
栓木とも呼ばれます。
⑥肘棒(ひじぼう)
刺繍する時の肘置きです。
肘当、肘掛、肘付とも呼ばれます。

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張木(はりぎ)
樋棒に巻ききれない時に直接衣をはさむ道具です。

 

 

efbc97efbc8ee6929ae6a392-150x150【撚 棒(よりぼう)】
刺繍糸を手で撚る為の棒です。
台に折れ釘(ヒーン)をつけます。

 

kif_0845-150x150【針(はり)】
刺繍針は昔から1本づつ手打ちと云った高級品がありますが、現在では機械針があります。

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【鋏(はさみ)】
繍鋏、握り鋏、反り鋏とも呼ばれます。

 

 

 

birodo-150x150【ビロード】
仕上げの時、刺繍糸の塵・ほこりを取る道具です。
その他に塵払い、はたき、たたき、ポンポンとも呼ばれます。

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鏝(こて)
仕上げの時に使用します。
電機鏝、鉄鏝とも呼ばれます。
(現在では殆ど電気アイロンを使用)

 

 

 

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【糸巻き台】
刺繍糸を巻く時 かせ糸を掛ける道具です。
糸巻機、糸巻台、まいばとも呼ばれます。

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【管】(くだ)
1970年頃までは竹管を使用していましたが、現在ではほとんど紙管に変わってきました。当工房では細かい金系の糸、うるし系の細かい糸は竹管を使用しています。

 

 

 

 

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先に管をつけ、糸を巻く道具です。
巻き棒、ひねりとも呼ばれます。

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【駒(こま)】
針に通らない太い糸、または金糸をこまに巻いて使用します。
駒木とも呼ばれます。

 

 

 

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【しんし】
生地をピンと張る為の細い竹です。
刺繍用と友禅用があります。